失敗談で会話しやすい雰囲気をつくる。「超一流の雑談力」を実践

リベラルアーツ以外

同僚との雑談が続かなくて困る…。

なな太郎
なな太郎

雑談のネタをあらかじめ考えておくのはどうだろう。

例えば上司や同僚と社用車で外回りに出るとき、車内での会話が弾まず、なんだか微妙な雰囲気に。

なんか喋った方がいいと思うけど、喋る内容を何も思いつかない…

そんな経験はありませんか?

私は今年(2023年)から、自分も含めて3人のメンバーで外回りすることが多いのですが、これがまた3人とも雑談が上手ではないタイプ。ちょっぴり困っています。

この記事では、そんな状況を少し改善できた実例を紹介します。読んでいただければ、同じような悩みを持つ方に参考になるのではないかと思います。

インサイドアウト。私自身がこの状況を変えることを決意する

さて、雑談が下手な3人が集まったこの状況。「私以外の誰かが、もっとおしゃべりならいいのに・・・。」と思っていても何もはじまりません。

この状況を変えることができるは、私の行動だけです。

自分が主体的に行動することで他者や環境を変えていく「インサイドアウト」の精神を発揮することを決意します。

インサイドアウトとは、このブログのテーマである「7つの習慣」の重要なキーワードです。

「7つの習慣」とは、リーダーシップ論の権威であるスティーブン・R・コヴィー氏による著書であり、全世界で4,000万部、日本でも250万部も売れているベストセラーです。

書籍「超一流の雑談力」で雑談のポイントを学ぶ

雑談のコツは書籍で学ぶことに。参考にしたのは、「超一流の雑談力」書籍です。

いきなり書籍に書いてあることのすべてを実践するのは難しいので、とりあえず、次の3点を意識することを心掛けることにしました。

  1. 自分の失敗談を話す(自己開示をうまく使う)
  2. 相手が興味をもつ話題を探す(笑い話よりも実益のある話をする)
  3. 声のトーンをあげる。しっかりリアクションする(うなずいたり、あいづちに感情を込めたりする)

実践した結果、会話量が大きく増えた

書籍で勉強したあと、さっそく外回りの機会がやってきました。

今回は私(40代男性)、ガンさん(仮名:60代男性)の二人での外出です。

なな太郎
なな太郎

いつもはサキさん(仮名:20代女性)も含めて三人で外出するのですが、今回はサキさんは留守番でした。

さて、書籍で学んだことを実践して、いい結果は得られるでしょうか。

失敗談で場が和む

出発後、さっそく自分の失敗談を話してみると、会話しやすい打ち解けた雰囲気を作ることができました。

失敗談は事前にいくつか考えておいたのですが、当日の朝にやらかした失敗があったので、それから話してみることに。

(私)今日の外回りなんですけど、社用車を予約するの忘れてたんですよね。危なかったです。

(ガンさん)ほかの人が予約してなくてよかったね。

(私)本当にそうです。ほかの人が予約していたら、出発できないところでした。いつもは外出が決まったら、サキさんがすぐに社用車の予約をしてくれるんですよね。いつもサキさんに甘えてばかりなので、自分でやるのを忘れてました。反省です。

(ガンさん)ははは。

この会話でとりあえず場を和み、スムーズに次の会話につなぐことができました。

ほかにも道中では、「毎日晩酌していたら子供に嫌われるようになったので、お酒は週末だけしか飲まない生活に切り替えた話」や「春キャンプに軽装で臨んだら、思った以上に寒くて大変な思いをした話。」も披露。

会話の糸口を探したり、場を和ませたりするのに効果てきめんでした。

相手にとって興味のある話題を見つけることができた

最初の失敗談で話が弾み、さて次は話そうかと話題と考えていると、ガンさんのほうから、「今週末の3連休の予定は?」と話をふってくれました。

私は家族でキャンプに行く計画を立てていたので、しばらくはキャンプの話題を楽しみます。

その後、話題は「釣り」に移り、より話が盛り上がることに。釣りはガンさんが若いころから嗜んでいる趣味だったのです。

会話の流れはこんな感じです。

(私)週末はキャンプに行きますよ。

(ガンさん)いいね。ワークマンで売っているペグはいいらしいよ。チタン製だから軽くて丈夫。それにすごく安い。

(私)えー、いいですね!実はちゃんとしたペグをもう少し増やしたいと思っていたところなんですよ。

(中略)

(私)キャンプといえば、むかし春キャンプに軽装で臨んだら、思った以上に寒くって大変でした。他のキャンパーはしっかり防寒対策しているのに、私の家族だけビギナー感丸出しで。

(ガンさん)それは大変だったね(笑)僕が持っているシュラフは、真冬でも暖かいよ。むしろ暑いくらいだね。5万円もしたからね。

(私)えー、ごまんえん!すごい良いやつじゃないですか。てゆうか、ガンさんもキャンプするんですか?

(ガンさん)いや、釣りで使うんだよ。夜のうちに釣り場に着いて、そこで寝るの。場所取りだね。シュラフに入って、さらにブルーシートにくるまれば、冬でもテントなしで一晩過ごせるよ。

こんな感じで会話がつながっていき、ガンさんの趣味である釣りに話が移ったことで、さらに会話は弾みます。

会話のキャッチボールが続けば、相手も積極的に自分の趣味などの自己開示をしてくれるものだと感じました。

声のトーンやリアクションは大事

声のトーンやリアクションも、会話を弾ませる重要な要素だったと思います。

ガンさんとの会話中は、声が低くなりすぎないように声のトーンには注意しました。リアクションも大きくとるように意識します。

ガンさんがチタン製のペグの話をしてくれたときや、5万円のシュラフを所有していることを披露してくれたときは、「えー!」と大きなリアクションをとりました。

これは関心のない話に無理して反応したのではなく、本当に関心のある話題を聞いたときに、意識して大きくリアクションをとった感じですね。

雑談力を養い、コミュニケーションを楽しもう

今回の経験で印象深かったのは、失敗談を積極的に話したことによる効果です。会話のきっかけにもってこいでした。

失敗談なんて探せばいくらでもありますし、話のネタになると思えば、今後の人生で失敗を重ねることも悪くないと感じるほどです。

なな太郎
なな太郎

車中で気まずい思いをするよりも、失敗談でもいいから楽しく会話できたほうが良いに決まってますもんね。

今後も雑談力を養い、コミュニケーションを楽しみたいと思います。いろんな本を読んでインプットし、実践でアウトプットすることが大事ですね。

今回の記事が皆様のお役にたてたなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました