たった一度きりの人生。後悔のないように生きたい。でも最近、仕事も家庭生活もうまくいってない。なんとか人生を好転させられないだろうか。
私は「7つの習慣」を実践することで、少しづつ人生が好転していると感じているよ。
このブログは、「7つの習慣」の実践をメインテーマの1つとしています。
「7つの習慣」とは、リーダーシップ論の権威であるスティーブン・R・コヴィー氏による著書です。
全世界で4,000万部、日本でも250万部も売れており、自己啓発本の王様のように評されることもある書籍です。
この記事では、「7つの習慣」という書籍が私の人生にどのように影響し、態度や行動を変化させてきたかをご紹介します。
自分の人生を変えたいと思っている方にとって、何かヒントになることがあればと思います。
自分次第で人生は変わる。何でも他人のせいにすることをやめ、主体的に生きることを決意する。
「7つの習慣」には、インサイドアウト、という重要な言葉がでてきます。内から外へ、つまり外(他者や環境)を変えるためには、内(自分自身)を変える必要があるということです。
アウトサイドインは逆の考え方で、自分の人生がうまくいかないのは、他者や環境のせいだ!という姿勢になります。
この書籍を読み、私が衝撃を受けたのは、自分自身がアウトサイドインに染まっていることに気が付いたことです。
夫婦喧嘩するのは妻が無理解だからだ。子供が反発するのは妻の対応が下手なせいだ。
こんな感じで、他者のせいにばかりしてましたし、妻に対する依存心もあったのだと思います。
今では、何か悪いことが起きて、つい他人のせいにしてしまいそうなとき、「いや、自分に落ち度はなかったのか?私がもっと注意すれば回避できたのでは?」と考えるように努力しています。
「いや、僕がもっと注意すべきだったよ」
この一言が言えるかどうかで、対人関係はまったく変わってきます。
妻との関係も、ここ1年くらいはずいぶんと穏やかなものになったと感じているところです。
インサイドアウトの考え方が少しでも身についてくると、自分の内面を変えていく意識が芽生え、主体的に動くことにもつながります。
後述する毎週の計画において、健康を維持したり、家族とのコミュニケーションを大切にしたりする活動を主体的に計画できるようになってきました。
価値観を明確にし、どのような人生を送りたいか考える。そして長期的な目標を設定する。
自分自身が何が得意で、何が好きで、どんなときに嬉しくて、どんな人生を送りたいか。
そんなことは考えたことがありませんでした。
だから自分の強みを磨こうとも、新しい知識を得ようともせず、流れるままに人生を生きていたように思います。
「7つの習慣」は自分の心情や理念を表明したミッションステートメントを書くことを勧めています。
わたしもミッションステートメントを書いてみました。(プロフィール欄に載せています。)
ちょっとはずかしいような感じもしますが、家族への想いなど自分の人生における価値観を明確にしたことで、今後の人生のおける指針ができた気がしています。
例えば、次女(現在は小6)が小学校に入学したとき、私はあまりに仕事が忙しかったので、入学式を欠席しました。
人生の目標や自分の価値観を考えていなかったから、一番大切なことを置き去りにしていたのだと思います。今なら、そんなことはしない筈です。
人生のゴールや長期目標を意識し、毎週の計画をたてる。
過去の私は、自由に使える時間を何に使っていたか?
マンガ! ゲーム! テレビ! ユーチューブ!
体を気遣うこともせず、お酒を飲みながら夜更かしし、それをストレス発散法だと思っていました。
娯楽は決して悪いことではありませんが、時間を娯楽ばかりに使うのはよくなかったと、今は反省しています。
人生のゴールを描き、長期目標を立ててからは、その実行のために日々の時間を使うよう心掛けています。
具体的には、早寝早起きの生活に切り替え、以下のような活動に時間を使っています。
- 肉体:ランニング、ヨガ、筋トレ
- 精神:瞑想
- 知性:読書、英語学習
- 社会性:妻との会話の(意識的に会話するための時間をつくる)
時間の使い方を変えてからは、とても健康的ですし、精神も安定しているように感じています。
自分の話はあと!まず相手の話(考え)を聞く。
人がまだしゃべっているのに、話をさえぎって自分の主張をはじめてしまう。こんなことでは他者との信頼関係は築けませんよね。
でも妻に対して、子どもに対して、やっちゃってました。
長女(中2)や次女(小6)には嫌われてしまい、自然な会話も難しい状況に…。
今では相手の話が終わるまで、しっかりと聞くように努力しています。
やはり難しいのは子供相手のときです。ときに子供は身勝手で、浅はかで、うそをついたりもします。
だから話をさえぎって説教したくもなりますが、「話を最後まで聞いてくれない親に対して、子どもは決して心を開かないはず」・・・と心の中で自分に言い聞かせています。
最近は子供たちの話をちゃんと聞くようになったためか、長女(中2)や次女(小6)とも自然な会話ができるようになってきました(まだ若干嫌われているので、今後も努力は必要です)。
何かを決めるときは、人の心情に寄り添い、自分の意見も大切にする。
昔、ミニマリストの本を読んだ私は、「この考え方こそ我が家に必要だ!」と思いました。
家がとっても散らかっていたんです。
さっそく家のものを捨てまくり、モノによってはメルカリで売りまくります。
妻は、そんな私の行動におどろき、必要なモノまで捨てないでほしいと言いますが、私は
「そんなことを言っているから家がいつまでも片付かないんだ。この本を見れば、君の考え方が間違っていることがわかるよ。」
という態度です。
相手の考えを尊重したり、心情に寄り添ったりすることを怠っていたんですね。
ちなみに、こうした私の行動は、私の読んだミニマリスト本の教えにも反する行為でした。
今でも、「自分のほうが正しい」という気持ちが先行しまいますが、相手の考えを尊重することを心掛るよう努力しています。
ミニマリストの件も、いまでは私自身のモノだけを減らすこと、あきらかなゴミだけを処分することに集中するようにしています。
すると、妻や子どもたちも、モノを減らそうという努力を自然とするようになってきました。
これもインサイドアウトがもたらす影響だと思います。他人を変えようとするのではなく、自分の行動を変える必要性を、私は学びました。
最後に
「7つの習慣」の実践は奥深く、私自身まだまだ十分にはできていません。
それでも自分を変えようと努力した結果、徐々に効果はでてきていると感じていますし、自分に対する満足感もあります。
たった一度きりの人生ですから、死ぬときに後悔したくないものです。
人生を後悔しないために、自分がどういった人生をおくりたいのかをしっかり考え、それを念頭に日々を過ごすことがとても大事だと、私は「7つの習慣」に教えられました。
つたない記事でしたが、誰かのお役に立てたなら幸いです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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