自分の強み探しをやってみた【森岡毅さん流】

リベラルアーツ以外

僕の強みってなんだろう。ぜんぜんわからないよ。

なな太郎
なな太郎

書籍を参考にしたらどうだろう。僕はこの書籍の内容に沿って、自分の強み探しをやってみたよ、

「一度きりの人生を効果的に生きるために、自分のことをもっと理解したい。」

「自分にどんな仕事が向いているかを知るために、自分の特徴や強みを知りたい。」

「だけど、その方法がわからない。」

そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。私自身もそうです。

そんな私が、森岡毅(もりおか・つよし)さんの書籍「苦しかったときの話をしようか」に掲載されている自分の強みを知る方法を実践してみたので、その結果を記事にしました。

同じように自分の強みを探したい方にとって、参考になる記事だと思います。

  • 森岡毅さんは、ユニバーサルスタジオジャパンの業績をV字回復させた実績をもつ戦略家・マーケターです。
  • 書籍「苦しかったときの話をしようか」は、森岡さんがわが子のために書き溜めたものです。就活生など若者向けの内容ですが、働くことに悩んでいる中年層や、子をもつ親にとってもとても参考になると思います。
  • この記事は、書籍をもとにした当ブログ運営者の実践と解釈であり、書籍を忠実に紹介したものになっていない可能性があります。その点、あらかじめご了承ください。

自分の強みを知る方法(手順)

書籍で紹介されている「自分の強みを知る方法」の手順は次のとおりです。

  1. 付箋紙に自分の好きなことを書き出す(すくなくとも50個)
    • 自分が好きな「~すること」(動詞)を書き出す。
    • 例えば「サッカー(名詞)が好き」はNG。「サッカーで勝つための戦略を考えること(動詞)」はOK。
  2. 付箋紙(好きなこと)を分類別に仕分けする
    • 付箋をT(シンキング)、C(コミュニケーション)、L(リーダーシップ)に仕分けする。付箋紙が最も集中した系統が、自分の強みの属性である可能性が高い

付箋紙に自分の好きなことを書き出す(すくなくとも50個)

では手順通りにやっていきましょう。まずは自分の好きなことを50個以上、付箋紙に書き出します。

「交渉などがうまくできている自分を想像すること」

「研修の講師をすること」

「場を仕切ること」

こんな感じで、どんどん書いていきます。

・・・が、私は20個くらいで手がとまっちゃいました。

うーん、自分って何が好きなんだろう?これ以上はわからん!

わからないんだけど、「自分のことを理解するためにやっている作業なんだから、頑張って考えないと!」と自分に言い聞かせ、数日かけて何とか50個ひねり出しました。

付箋紙(好きなこと)を分類別に仕分けする

付箋を50個以上書いたら、T(シンキング)、C(コミュニケーション)、L(リーダーシップ)に仕分けていきます。

私の場合、仕分けてみると、こんな結果になりました。

T(シンキング)
  1. 交渉などがうまくできている自分を想像すること
  2. パワーポイントで皆がわかりやすい資料をつくること
  3. 手帳に予定を書くこと
  4. YouTubeで自己研鑽になりそうな動画をみること
  5. ゲームで少数精鋭で大軍を圧倒すること
  6. 家族で旅行を計画すること
  7. 会話をシミュレーションをすること
  8. 一人でいること(一人で考えること)
  9. 洗濯物を適切な配置で干すこと
  10. 家計管理すること
  11. 家計の長期シミュレーションをたてること
  12. シミュレーションゲームで戦略を考えること
  13. 文章をわかりやすくリライトすること
  14. 将来の資金計画を立てること
  15. 検討ペーパーをつくること
  16. 読書で知識を新しい知識を得ること
  17. 応接メモをつくること
C(コミュニケーション)
  1. 人に丁寧に接すること
  2. 人と平等に接すること
  3. 人にやさしくすること
  4. 人とわかりあうこと
  5. 人を笑わせること
  6. 人に親切にすること
  7. 気の合う人とお酒を飲むこと
  8. お客に上手に説明すること
L(リーダーシップ)
  1. 人ができないことにチャレンジすること
  2. 人が嫌がる仕事ができる自分を認めること
  3. 研修の講師をすること
  4. 権限と責任をもつこと
  5. 自分より立場が上の人に意見できること
  6. 表彰されるような成果を上げること
  7. 草むしり(やりだすと、きれいになるまでやめられない)
  8. 新しいことに取り組むこと
  9. 皆のニーズに応えること
  10. ピンチをチャンスに変えること
  11. 旅行の計画を家族にプレゼンすること
  12. 自分の考えを発表すること
  13. 場を仕切ること
  14. 人と違うアイデアを出すこと
  15. 困っている人を助けること
  16. 後輩に気前よくふるまうこと(奢ったりすること)

私の結果は・・・T(シンキング)とL(リーダーシップ)?

結果は、T(シンキング)とL(リーダーシップ)に付箋が集中しました。

C(コミュニケーション)については、自分で弱みだと自覚がありますし、付箋紙に書いた内容も抽象的な感じでイマイチです。

「俺についてこい!」的な人物とは真逆の人格なので、L(リーダーシップ)に仕分けする付箋が多かったのは、ちょっと意外な気もします。

ですが、「おとなしいくせに目立ちたがり」「コミュニケーション能力が低いくせにプレゼンは好き」みたいな性格ではあるので、リーダーシップ型の一端は持ち合わせているのかもしれません。

T(シンキング)、C(コミュニケーション)、L(リーダーシップ)のそれぞれの特徴

各属性の特徴は次のとおり。なお、書籍にはもっと詳しく書かれていますし、各属性の人に向いている職能についても触れられています。

T(シンキング)属性の特徴

何らかの課題に対して自分の思考力で問題解決するときの「知的好奇心」と達成感を満足させて走るタイプ

C(コミュニケーション)属性の特徴

総じてコミュニケーション能力と社交性が高い

L(リーダーシップ)属性の特徴

とにかく挑戦することと、達成することが大好き

まとめ

自分の特徴や強みを知ることは、人生を成功に導くうえでとても大事だと思います。

今回の「自分の強み探し」は、私自身、とてもいい経験になりました。

参考にした森岡さんの書籍「苦しかったときの話をしようか」は6章構成であり、この記事で紹介した「自分の強みを知る方法」は1章ぶんの内容にすぎません。

自分のキャリアに悩んでいる方は、本書全部を読んで全体を理解するといいかもしれません。

この記事が誰かのお役に立てたなら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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