インサイド・アウトって何?
なな太郎
「7つの習慣」にでてくる重要キーワードだよ。
本記事は、7つの習慣の重要キーワード「インサイド・アウト」について解説します。
「インサイド・アウト」とは
インサイド・アウトとは、「自分自身の内面からはじめる」という意味です。
これだけでは分かりづらいですよね。
もう少し具体的に解説します。また、対立する概念である「アウトサイド・イン」と比較してみましょう。
- インサイド・アウト
- 問題解決のカギは、自分の内面にあると考えること。自分の人間的な成長を通じて「内から外」に働きかけ、他者との関係や環境を改善していくアプローチ
- アウトサイド・イン
- 思うようにいかないわが身を他者や環境のせいにする考え方。他者や環境など「外」の力に支配されている。
私たちは「アウトサイド・イン」から「インサイド・アウト」に考え方を変換できれば、あらゆる問題に対処できるようになります。
私自身、以前は「アウトサイド・イン」の考え方に染まっていましたが、今ではできるだけ「インサイド・アウト」の考え方に変換することを心掛けています。その具体例を紹介しましょう。
- 自分が内向的な性格なのは、これまで生きてきた環境のせいだ。
- 意識的に努力すれば、もっとオープンな性格になれるはずだ。他者とのコミュニケーションを重視し人生を豊かにしよう。職場で1日1回、同僚に自分から話しかけることを目標にしてみよう。
- 家事が忙しくて、本を読む暇なんて作れるわけがない。もっと家族が協力的なら、自分の時間を作れるのに…。
- オーディオブックなら家事をしながら読書ができる。早寝早起きの生活習慣に切り替え、朝に自分の時間をつくるのもいい。
- なんでうちの子はこんなに手がかかるのだろう?問題ばかり起こすから、感情的に怒鳴りつけてしまうのも仕方がない。
- 子どもたちとどのような関係を築きたいのか、どのような父親でありたいのか、深く考えてみよう。そこで発見した価値観に従い、子どもたちと接しよう。決して感情的にならず、怒るのではなく叱ろう。
- 今の給料では、家族で海外旅行をするのは無理だ…
- 努力すれば経済力を身につけることができるはずだ。副業にチャレンジしてみよう。
「インサイド・アウト」の生き方が人生を成功に導く
「インサイド・アウト」の生き方をすることは、自分の内面からチカラを得ることでもあります。
肩書や地位などの「外」のチカラに頼らず、本当の強さを持つことができるのです。
なな太郎
私は父親として、「成人である、養育してあげている、身体が大きい」といった「外」のチカラに頼って子供に接していたと思います。
今では自分自身の内面のチカラを使って、子どもたちと接するよう努力しています。
名著「7つの習慣」では、ほかにも重要なキーワードがいくつも出てくるのですが、この「インサイド・アウト」ひとつを覚えておくだけでも、人生の成功に大きく近づくはずです。
以上、この記事では「インサイド・アウト」について解説させていただきました。
この記事が皆様のお役にたてたなら幸いです。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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