部下の育成をサポートするための「上司としての在り方」を考える

思考・体験

「部下を持つことになった。職場の先輩として、どのように振舞えばいいだろう?」

こんな悩みを持つ方はいるでしょうか。

私は初めて部下を持つようになってから、数か月、この問題に悩んできました。

40歳代にして、はじめて受け持った部下。大切に育ててあげたいと思いますが、私自身は平凡な人材で、大した能力はありません。

でも、ずっと部下の育成について考えた結果、私なりの「上司としての在り方」がいちおう頭の中でまとまってきました。

この記事ではそれをアウトプットします。

私にとっての「上司としての在り方」

私が思う「上司としての在り方」は次の2つですね。

  1. 模範を示す。背中を見せる。
  2. フィードバックする

1は、部下のことをとやかく言う前に、自分自身がしっかりする。言葉ではなく、態度や行動で示すということです。

2は、部下の仕事をよく観察して、いいところ、悪いところをきちんとフィードバックし、成長につなげて欲しいと願うものです。言葉の持つチカラが大切だと思っています。

以下では、より具体的に思いを綴ります。

模範を示す。背中を見せる。

私のとる行動や態度が、部下に伝わるはずだ。

期限を守らない、楽な方に流れる、ネガティブな言葉を使う、勉強をせず学ぶ姿勢を持たない。

私がこうした態度ならば、部下が私を信頼することはないだろう。また、私の存在が、部下の成長の阻害要因になってしまう。

だから私は、ルールを守り、困難なことに取り組み、いつもポジティブで勤勉な人材になることを目指さなければならない。

正義感や倫理は言葉で教えるものではない。態度や行動で示すべきだ。

一生懸命に仕事をしよう。

部下はそのような上司の影響を受け、まっすぐに育っていくだろう。

フィードバックする。

部下の仕事をよく観察し、適切なフィードバックを行うのは上司の重要な役割だ。

フィートバックでは「言葉」がチカラを持つ。あいまいな言葉は使わず、論理的に、詳細に、具体的に伝えることを心掛けよう。

頭ごなしに否定したり、反論したりはしない。部下の考えを受け止めることが重要であり、「伝えること」よりも「聞くこと」を重視する。

良い行動には称賛、感謝の言葉をかけ、悪い行動に対しては適切に注意を促そう。

普段からのコミュニケーションも大事にする。信頼関係こそが土台であり、部下の存在や行動をいつだって認める。雑談することを大切にし、明るくオープンな態度で接するようにしよう。

実践あるのみ

「模範を示す。背中を見せる。」「フィードバックする。」

この2つを両輪として、今実践の日々を送っています。

「言うは易く行うは難し」と痛感しますが、少しずつ前進してるはず。

継続して頑張ります。

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