ブログをはじめたけど、書くのが遅い…。1記事に5時間もかかっちゃうよ。
「新しい文章力の教室」で文章力を磨いたらどうだろう。
ブログや手紙、日記など、文章を書くことが苦手な人にとっては、文章を完成まで仕上げることは一苦労です。
私自身そうであり、本ブログの記事も1記事あたり5時間位かけてようやく完成させています。
しかし「新しい文章力の教室」という書籍に出会い、自分の文章の書き方には問題があることが分かりました。
書き始めるまでに準備することが大切だった。
いきなりパソコンのキーボードを打ち始め、途中で手が止まる。そして考え始めます。
この記事は誰かの役に立つ記事になっているのだろうか?
私はこの記事にどのような魂を込めたいのだろう?
そんなことを考えだすと、筆は一向にすすみません。
それでも何とか完成させ、全体を読み返してみる。・・・いまいちだ。
そこから修正が始まり、気が付けば1記事を書きあげるのに膨大な時間を費やしています。
何が悪いのか?
それは「地図」を持たずにいきなり書き始めていることでした。
書き始める前に準備をすることが大切だったのです。
「主眼」と「骨子」の地図を持とう
「主眼」とはテーマのことで、ブログならば、記事で何を伝えたいか、どのような情報を提供したいのかを考えることです。
「骨子」は主眼を伝えるための骨組みであり、主眼を読者に伝えるための具体的な要素(話題・事実など)になります。
例えば、「シャトルシェフ(保温調理器)の良さを伝えたい」という主眼(テーマ)で記事を書くならば、骨子は「ほったらかしで煮込み料理が作れる」「光熱費の節約になる」「キャンプなど野外でも活用できる」といった具合です。
「主眼」と「骨子」が文章を書くうえでの「地図」となります。地図が準備できれば、あとは肉付けとなる文章を考えるだけ。迷いなく文章を書くことができるはずです。
構造シートで一連の作業を定型化しよう
文章を書くときは、いきなり書き始めず、「主眼」と「骨子」をはじめに設定する。
このやり方を身に着けるため、「新しい文章力の教室」では構造シートというものを作成することを勧めています。
構造シートの内容を説明するのは難しいので、構造シートを作成するメリットをここでは紹介します。
(構造シートを作成するメリット)
- 文章を書くための事前準備(主眼と骨子の設定など)を一連の流れで行うクセが身につく
- 構造シートをもとに文章を書き始めれば、道に迷い込むことがなくなり、スムーズに文章を完成させることができる
なお、構造シートは手書きで作成する必要があります。
面倒ですが、パソコン画面で構造シートを作ろうとすると主眼と骨子を考えるのがかったるくなり、いきなり記事を書き始めるスタイルに逆戻りするから、らしいです。
さらに文章力を磨こう
この記事では、「新しい文章力の教室」の「第一章:書く前に準備する」のごく一部を紹介させていただきました。
「新しい文章力の教室」は約200ページの書籍ですが、第一章は50ページ程度。
この冒頭の50ページを体得すれば、書きながら迷うことがなくなり、構造的に問題のない文章が書けるようになります。著者いわく、70点をつけれるレベルの文章が書けるようになるとのこと。
第2章以降の150ページも、文章力を磨きあげるノウハウが満載。イティングスキルを向上させるために相当に役に立つはずです。
例えば、「文末表現のバリエーションに気を配る」という項目があります。
「僕は毎日筋トレをしています。そして週に2回ジョギングをしています。昼ご飯は食べないようにしています。」といったように文末表現が連続すると、小学生の作文のような印象になりますよね。それを回避するわけです。
この記事では全体を通じて、文末表現が重複しないように気を付けたのですが、読みやすい文章になっていたでしょうか。
「新しい文章力の教室」が手元にあれば、これからも文章力を磨けそうです。
今回の記事が皆様のお役にたてたなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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