仕事ができる人になりたい。おすすめの書籍ある?
「コンサル一年目が学ぶこと」で普遍的なスキルを学んだらどうだろう。
「仕事で周りに認められたい」
「効率よく仕事をこなしたい」
「成果を出したい」
そんな願望をかなえるための手がかりになる本があります。
「コンサル一年目が学ぶこと」という書籍です。
「コンサル?一年目?自分にはあてはまらないけど…」そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし本書は、あらゆる職種の人々にとって役立つベーシックスキルが紹介されており、入社一年目の方に限らずベテランにとっても読む価値があります。
私は「コンサル一年目が学ぶこと」を読めば、次のような利点が得られると考えます。
- 相手にとってわかりやすく、価値のある発言ができるようになる
- 思考力が高まりハイクオリティな成果を出せる人になる
- 仕事を順序だて、効率的に作業を進める能力が身につく
- プロフェッショナルなマインドに頭が切り替わる
- すなわち「できる人」になれる!
では、本書の魅力をさらに掘り下げていきましょう。
「コンサル一年目が学ぶこと」とは
「コンサル一年目が学ぶこと」は次のような書籍です。
- 社会人ならば誰もが身に着けておきたいベーシックスキルが50個も学べる
- 2014年に刊行。20万部突破のベストセラー。
- 著者は大石哲之氏。コンサルタント会社で活躍された方。
- 各界で活躍する元コンサルタントへの取材をもとに執筆された実践的な書籍。
- 新人研修の課題図書として本書を使用している企業もある。
本書は4つのチャプターで構成されています。順にみていきましょう。
チャプター1「コンサル流話す技術」があなたを「できる人」に仕立てる
「あの人の話はシンプルでわかりやすい」
「事実や数字をベースに発言しているから信頼できる」
話す技術を身につけることができれば、周りの人からこうした評価を得られるはずです。
チャプター1では、「結論から話す」「数字というファクトで話す」「相手の期待値を明確に把握する」といった重要なスキルが紹介されています。
「結論から話す」は本書で紹介されている50のスキルのうち、1つ目のスキルです。冒頭にでてくるほど重要ということですね。
ただ、結論から話すことの重要性はわかっていても、つい前提や理由から話してしまうことって多くないですか?私もそうです。
本書の著者も、「慣れが必要」と書いています。
結論から話すクセを身に着けるため、私は次のことを心掛けています。
- とにかくシンプルに発言するように努める。しゃべり始める前に、その話題の本質を考える。言い訳をしない。
- 他者の言葉に耳を傾け、結論ファーストで話す人と、そうでない人を見分ける。結論ファーストの人の説明は頭に入りやすく、そうでない人の話は分かりにくいことを意識する。
- 文章を書くとき、結論ファーストを意識する。例えば電子メールで文章を送るならば、送信ボタンを押す前に「これは結論ファーストになっているか?」と自問し、そうでないなら書き直す。
チャプター2「コンサル流思考術」があなたの思考力を高める
チャプター2では「「考え方を考える」という考え方」「ロジックツリーを使いこなす」「本質を追求する」といったスキルが紹介されています。
手当たり次第に作業ををすすめるから効率が悪い。
目前に迫る仕事に飛びつき、本当に大切な仕事を後回しにしてしまう。
こうした状況を改善したいならば、チャプター2のスキルが役立つはずです。
「まず考える」ことにより戦略的に仕事を進めることができれば、作業が効率化するだけでなく、短い時間で大きな成果を出せるようになるはずです。
チャプター3「コンサル流デスクワーク術」があなたの仕事のスピードをあげる
チャプター3では様々なデスクワーク術が紹介されていますが、私が重要視するのは「重点思考で速さを2倍3倍に」「捨てる技術の磨き方」です。
仕事にはメリハリが必要。
些末なことにばかり時間を割けば、重要な仕事に十分な労力をかけることができなくなります。
最重要な課題にフォーカスし労力の大半をつぎ込む。些末な仕事は必要最小限で切り抜ける。こうした思考を常に念頭に置きたいものです。
チャプター4「プロフェッショナル・ビジネスマインド」があなたの仕事に対する「意志・心構え」を変化させる
プロフェッショナルな人には責任感があります。成果を追求し、成功に貢献します。
プロフェッショナルでない人は、成果や貢献を意識せず、流れるままに仕事をする人です。
どちらが魅力的か?やっぱりプロフェッショナルな人になりたいですよね。
チャプター4のスキルは、より高い次元へとあなたを昇華させるマインドを授けてくれるはずです。
同僚に差をつけてしまおう!
以上「コンサル一年目が学ぶこと」の魅力を私なりに紹介させていただきました。
この一冊をマスターできれば、職場内でキャリアアップできる可能性が相当に高まるのではないかと思います。
だって、本書で紹介されているベーシックスキルを使いこなすような人は、私の周りにはいません。つまり本書を実践すれば、同僚に大きな差つけることができるはず。
紹介されている50のベーシックスキルは、1つあたり5分もあれば読めます。
本書を職場のデスクに常備し、毎日1つづつ読んでみてはどうでしょうか。それを実行しようと努力すれば、きっと隣にいる同僚よりもはるかに速いスピードで成長できるはずです。
この記事が皆様のお役にたてたなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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