アウトプットしてこそ読書の価値はある(アウトプット大全の読書感想)

リベラルアーツ以外

「たくさんの自己啓発本を読んではみたものの、自分って何か変わっただろうか?」

「以前読んだ本の内容、ほとんど覚えていないな・・・。」

そんなことを感じていた私にとって「アウトプット大全」は今読むべきベストな一冊だったといえる。

アウトプット大全の基本情報

書籍名:学びを結果に変えるアウトプット大全

著者:樺沢 紫苑(かばさわ しおん) 精神科医、作家

発行・販売:サンクチュアリ出版

やみくもに読書

私はここ2年くらい、自己啓発本を中心に年間20冊ほど読書している。

しかし知識としてしっかり身についているだろうか。本から学んだことを実践できているだろうか?

一部の書籍については実践できていると思う。「7つの習慣」がそうだ。この書籍を実践することで自分の人格が多少磨かれていると思うし、望ましい行動ができていると感じている。

でも、その他の書籍はどうか。最近はたくさんの書籍を読了することが目的になっていたような気がする。つまり自己満足で終わってしまっているのだ。

「アウトプット大全」を読んでわかったこと(気づき)

アウトプット大全で学んだこと、気づかされたことは次のとおりだ。

  1. どんなに読書を多くこなし、インプット量を増やしても、アウトプットしなければ自分の世界を変えることはできない。
    • 「知っている=できる」ではない。実行してこそ、行動を起こしてこそ読書の価値があるのだ。
  2. インプットしたら、すぐにアウトプットすること。アウトプットを怠れば、知識として定着しない。一冊読むごとに、読書感想を書くといい。きちんとアウトプットするまでは、次の一冊に手を付けるべきではない。
    • 読書感想を書くのは大きな意味がある。だから学校でもやらされていたのか?今後は素晴らしい一冊と出会ったときには、読書感想を書いて自分の脳みそに刻み込むようにしよう。
  3. 本には蛍光ペンで線を引いたり、書き込みをするといい。これが「攻める読書」となる。
    • 私は読書するとき、これはという記述を見つけると、読み進める手をいったんとめて、思考を巡らせる。その記述の内容を自分の生活や環境に当てはめてみたら、どんな結果になりそうか想像するのだ。こうした思考を逃すのはもったいない。本に書き込み、しっかりと記録すべきだ。
    • 今までは、読了した本はメルカリで売っていたので、書き込みして価値を落とすのはもったいないと思っていた。本末転倒だ。自分自身を高めるために読書しているのだ。ケチっている場合じゃない。

今後、具体的に取りたい行動(To do)

  1. 読書するときは、気になったところに線を引き、余白には気づきや感想を書き込む。自分の脳裏に浮かんだ思考を逃さずにとどめておく。
  2. 一冊読むごとに、読書感想を書く。単なる要約ではなく、自分が感じた気づきや意見を交えて。読書感想を書くことは、「自分という人間を知ること」にもつながる気がする。
  3. 読書感想では、「自分は今後何を実践すべきか」も書くようにする。そしてそれを生活の中で必ず実行しよう。知識を得るだけでは意味はなく、行動を起こしてこそ価値がある。
なな太郎
なな太郎

以上が私の読書感想です。どなたかのお役にたてたなら幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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